おはようございます、ボールルームネットの鈴木です☆
皆さん、お気づきでしょうか?ボールルームネットは本年度に入り、だいぶ価格を改定しました。約1年ほどやってみて、出来るだけ現地に近い価格で提供できるようにしていこう、というコンセプトを貫く決意をしたわけです。もちろん現地よりは高いと思いますが、限界利益を考えて、少し是正しました。
色々メーカーや代理店とのやり取りの中でそれが難しいものも中にはありますが。。為替レートによってたまに変更してるんで、おっ!と思ったときは狙い目です笑。
そこでこのたび、ちょっと悲しいことが起きました・・。
一部海外ドレスの新品がうちのサイト上で掲載できない形になります・・。さっき新品ドレスに関しては取り下げて欲しいという連絡がメーカーから入りました。
理由としては、うちのサイトって相当安いんです、日本の他店舗さんと比較して。いわゆるブランドドレスが、通常のお店さんと比較して40%近く安く提供できています。もちろん試着が出来ないっていうことがあるから、この価格なんですけど。
しかし、なぜか不思議なことに、いつも私のサイトやブログだけ、どこの店舗さんからもチェックされて、あんなに安く売るところに出さないでくれ!!!などなどメーカーにクレームが入るんですよね・・・。他でもやってるところ結構あるのにな~
こういった点もあって、同じブランドドレスを店舗さんは店舗を経営する上での必要経費などが確保出来ないから、どうやら迷惑をしているとの事で・・・。私はオンラインショップ1本なんで、経費が店舗さんと比較して、全然かからないから問題ありませんが、もしその店舗さんにお客様から支持されるサービスや売りが無ければ、人も呼べないし他より価格も高いじゃ、店舗さんにとっては死活問題だな、とは思います。でも店舗さんしか出来ないサービスって、沢山あるし、店舗さんで購入するお客様はまだまだ多いですけどね。。
でも、うちのお店は決して安売りのお店じゃないです。現地よりもちろん高いし、出来るだけ近づけようとしているだけです。それが実際メーカーが考える価値ですから。こんなに即座に世界中の情報が手に入れられる環境ですから、もしメーカーが価格を公表している場合は、これは隠しようがありません。現地価格を伏せるのであれば、メーカー自身が経営するオンラインショップは持ってはいけないんです。それはメーカーがその商品に関する価格・価値を公表しているからです。メーカーが公表しているわけなので、私はその価値基準に則って販売をしています。
その点アメリカのドレス会社はそこらへんは理解していて、メーカーのサイトではショップ経営しないし、価格も完全に伏せられています。また、オンラインショップで販売するドレスと、一般店舗で販売するドレスを分けています。そもそも実店舗さんに売り易くさせる為には、こういった点を鑑みないと駄目なんです。実店舗経営とオンラインショップの経営スタイルは全く違う訳だから、販売方法や販売商品も分けないと、必然的にこういったことが起こるのだと思います。
また、この現地価格に近い価格で提供することは、同時に海外を知る富裕層の方々もご支持いただけるかと思います。私の本職である富裕層マーケティングに携わっている中で感じるのが、今の富裕層の方々は昔以上に価格に対してシビアだということを実感しています。また、富裕層の方々は、色々な情報を得られるブレーンを持ってます。お金持ちほど、安く手に入れる術を知っています。この社交ダンスビジネスは、富裕層なくては成り立たないビジネスです。そこでその富裕層の方々含め今の日本のお客様に社交ダンスドレスや商品を日本で購入して頂く為に、日本のお店が今しなければならないことを考えて、商品を提供するべきと思っています。
今後のグローバル化を鑑みるに、今しなければならないことは、もちろん価格設定を現地に近い価格に変更することではないでしょうか?成功率が高いのは現地価格の1.4倍以下、最高でも1.8倍です。そしてこの価格に改定しても問題ないショップ経営を再構築するということではないでしょうか。価格を下げることはいつでも出来る、とよくクライアントに言ったりしてますが、この業界の場合、価格帯の見直しは絶対に必要です。今が変えなくてはならない変革期なのかと思います。もし、海外のショップが日本語サイト作って、売り出したら、どうなるかわかりますか?現地との価格差が大きければ大きいほど、彼らにとっては大きなビジネスチャンスです。間違いなく、日本の高価格帯で販売しているショップは淘汰されます。そもそも価値を疑われます。
以前も書きましたが、一回今までのビジネスモデルを壊して、これからの世界情勢や今の状況を鑑みた仮説を持って、試行錯誤しながら、PDCAを回して、これからの時代を生き抜くためのビジネスモデルを確立していかなきゃいけないと思うんです。間違いなく、今までのやり方でやっている場合、売上げが落ちていると思います。特にこういった輸入ビジネスは、これからより潰れるところもどんどん増えていきます。
どうにか今までの状態を守ろうと、TPPの米輸入反対(農家が潰れちゃうから)みたいな動きなんですよ。ま、私はTPPは推進派ですけど^ー^。
前の会社に居た時も、独立した今でも、業界やビジネスを上向きにしていくって結局、お客さんに賛同されるサービスを充実・向上させるためには、各店舗間で競争・ブラッシュアップさせて、業界全体を巻き込む仕組みとパワーを調整すること(根回し)が出来ないと駄目だなーってしみじみ実感した訳です。必然的に変えざるを得ない状況に追い込まれることを戦略的にやっていかないと、何も動かないし、何も変わらないんだな、と、改めて実感しました。
ということで、総じて、私は徹底的な現地価格に近い状況を目指して、邁進してまいります
なんか私自身の観点で考える現在の業界の問題やこうしていきたいな~ということをダラダラ書いてしまいましたが、私が考えていることが伝わればな~と思い。は!?またこんなこと言って!!とクレームが来そうですが、これは私自身の考えです。正解!と考える方も居れば、そうじゃないよ、と考える方も居ると思います。しつこいですが、私が見た中での私の考えです。
長くなりましたが、、これからはそのブランドドレスは、セカンドハンド(中古)のみを当店のホームページで紹介していくことになりますが、もし新品ドレスで欲しいものがあれば、こちらをご覧頂ければ、色々詳細をご紹介しますんでご連絡下さい♪
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