社交ダンスはそんなに疲れない競技・スポーツだという印象を持っている方もいらっしゃ
るかもしれませんが、実際踊った後は、思ったより疲労感がどっと押し寄せてきたという
声も多いですよね。
実は社交ダンスってかなりハードなんです!
社交ダンスは、有酸素運動に分類されます。消費カロリーは競技種目によるものの、例え
ばワルツなどスタンダード種目の練習を30分続けると大よそ170kcl(キロカロリー)。
ラテン種目の練習を30分続けた場合は、大よそ200kclと言われています。
これがどれほどの消費カロリーかというと、同じ有酸素運動として人気のウォーキング(
少し早く歩く場合)を30分続けたときの消費カロリーは、たった100kcl。それに比べ
ると、歴然の差ですよね。
疲れ知らずはインナーマッスルが大事!
更に、社交ダンスをうまく踊るにはインナーマッスルを意識することが大切です。インナ
ーマッスルとは、身体の深いところに位置する筋肉で、「深層筋」のことを指します。普
段生活しているとなかなか使うことのない内側の筋肉を使うので、見ているよりも実際踊
るとなかなかきついのです。しかし、インナーマッスルを使わないと背筋も伸びず姿勢が
悪くなってしまうので、見た目が美しくありません。
そのため、レッスンがきつい!と感じる方も多くいらっしゃるでしょう。
ですが、この小さな“意識”の積み重ねが、その後のダンスの疲労感を軽減してくれるとい
うわけです。
どういうことかと言うと、全身の筋肉をうまく使って踊ることで、バランスよく踊ること
ができます。つまり、無駄な「力み」が減ります。この無駄な力が全身に入った状態で踊
ってしまうと、ダンス後にふぅっと体の力が抜けてリラックスした際に、どうしても疲れ
がドッと押し寄せてきてしまう原因になってしまうため、インナーマッスルを日々の練習
で鍛えることによって、競技会やお披露目の場で「ここぞ!」という時でも疲れすぎずに
ベストのダンスができるのです。
少し飛躍すると、インナーマッスルを使わずに重力に任せて突っ立った状態でいると、す
ぐに疲れてしまいます。例えば電車などで立っているとき、短時間でも腰が痛くなったり
、脚が痛くなったりしませんか?立つ時間が長いのに、脚が痩せないという経験はありま
せんか?
それは、腹筋を使わずに脚だけで立とうと体が頑張っているから。
下っ腹に力を込めて、お尻をキュッと引き締めるように力を入れてみてください。
それだけで脚への負担はかなり減ります。
立ち方ひとつでも、インナーマッスルを使うことで、プロポーションが美しくなっていく
理由が、まさにこれです。
社交ダンスを行う際にも、インナーマッスルに働きかけて動くと無駄な筋肉を使う必要が
ないので、全体的な動きもしなやかになり、バランスよく踊ることができるのです。
ちなみに、アウターマッスルとは違った、インナーマッスルの良い点をいくつか挙げてみましょう。
1. 細く軽い筋肉のため、鍛えても体重は増えにくい
2. 体に負担がかかりにくい
3. 動きにしなやかさが出る
4. 動きがスピーディーになる
5. 年を重ねても衰えない
6. ムキムキにはならない
7. 持続力が上がる
8. 疲れにくくなる
プロダンサーの方々のボディがとてもしなやかで、何種目も美しく踊り続けられる理由が
分かりましたよね。
そしてもう一点インナーマッスルを鍛えることのおすすめ理由を挙げるとすれば、「何歳
になっても安全に鍛えることができる筋肉だから」という点です。インナーマッスルは鍛
えれば鍛えるほど、無限に鍛えられると言われています。何歳になっても楽しむことがで
きる社交ダンスと相通じるところがあるなとしみじみ感じました。
さて、社交ダンスを最小限の疲労感で踊るためのコツ。それは、インナーマッスルを鍛え
るという一見して逆にちょっと疲れてしまいそうなところに理由がありました…!
しかし、美しいプロポーションやスタイルを作りながらも不必要な疲れも払拭できるなん
て一石二鳥ですよね!しなやかに動ける体づくりを目指して、がんばりましょう!

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