社交ダンスの競技団体「JDC」とは?歴史や競技大会などをチェック

日本にはいくつかの社交ダンス競技団体がありますが、JDCは2番目に大きな団体!

団体独自でプロとアマチュアの競技大会を開催し、全国からたくさんの参加しています。

今回は、JDCは一体どんな団体なのか。設立から現在までの経緯や特徴などを詳しくお伝えします。

社交ダンスの競技団体「JDC」とは?

青空に雲で?がある画像。
JDCについて調べていこう。

JDCはJapan Dance Councilの略称で、日本では「公益社団法人 日本ダンス議会」として活動しています。

議会の設立は1994年と、日本では2番目に古く大きな競技団体です。

JDCは元々、世界60カ国が加盟する国際競技連盟の世界ダンス議会「WDC(World Dance Council)」の加盟団体でした。

現在は、さまざまな観点から物事を判断して、日本の競技ダンス団体2つで統合した国内競技連盟「JNCPD(日本プロフェッショナルダンス協議会)」を2000年に設立

JNCPDは、次の3組織が統合しました。

  • JDC
  • JBDF(日本ボールルームダンス連盟 )
  • JCF(日本プロフェッショナルダンス競技連盟 )

議会設立によって、WDCの加盟権はJNCPDの競技会へ移されたのです。

2006年には営利も公益も求めない法人である、中間法人へシフトチェンジしました。

参考:JDCについて | 公益社団法人 日本ダンス議会

JDCの目的

JDCは、全国の人達が生涯スポーツのひとつとして、社交ダンスに親しむことを理想として活動しています。

【目的と事業】

  • 国内外におけるダンス競技の普及や指導
  • ダンススポーツの統一競技規則の制定
  • 国内外におけるダンススポーツ競技の開催
  • あらゆるダンスに関する調査及び研究など

一人でも多くの人たちが社交ダンスを楽しんでもらえるように、全国でさまざまな活動を実施しています。

参考:JDCアマチュア競技会 | 公益社団法人 日本ダンス議会

JDCはさまざまな取り組みを実施!

社交ダンスのステップを踏む男女の足元の写真。

社交ダンスは大人が楽しむものだけではありません。全国にはプロを目指して、小さいうちから積極的に社交ダンスへ取り組む子供たちもたくさんいます。

また、「国民の人たちが生涯スポーツのひとつとして社交ダンスに親しんで欲しい」という理想のもと、障がい者の人たちも楽しめる場を提供しています。

ブラインドダンスへの取り組み

ブラインドダンスとは、視覚障害者と一緒に社交ダンスを踊ることをいいます。

JDCは、視覚障害者だからダンスができないというデメリットを払拭するため、ブラインドダンスを全面的にサポート!

そしてついに、平成18年8月に世界初の「全日本ブラインドダンス選手権大会」を開催しました。

ブラインドダンスを積極的にサポートするきっかけとなったのが、JDCの名誉会長である中川 勲氏が友人が開催したブラインドゴルフ大会に参加したことです。

視覚障害者の人たちが、健常者の助けを得ながらゴルフを楽しんでいる姿を見て調査を実施!

その結果、視覚障害者のたくさんの人たちがダンスを楽しんでいることがわかりました。

第1回目のブラインドダンス競技大会を開催後、毎年8月に競技会を実施しています。第1回目の大会では日本テレビのバラエティ番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」で人気だったウリナリ芸能人社交ダンス部のチームが参加して話題となりました。

視覚障害者の人たちが参加できるスポーツは、一般的なルールを少し変更して競技を開催していますが、ブラインドダンス競技会は通常とほとんど変わらない条件で実施しています。

そのため、健常者と一緒に同じ目標に向かい日々努力できるというメリットがあります。

ジュニア育成

ブラウンを基調にした広いリビングでダンスするワンピース姿の少女の写真。

社交ダンスはスポーツのひとつとして、年令問わず親しんで欲しいというのがJDCの理想です。

JDCはジュニア育成事業にも力を入れていて、経験を重ねたスタッフが最高の指導を提供したり競技大会を実施したりとさまざまな活動をしています。

社交ダンスは海外では馴染み深いスポーツですが、日本ではあまり親しまれていません。

男女で手と手を取り合ってダンスするという行動を「恥ずかしい」と思う子供も多いでしょう。

社交ダンスを通じて、国際文化交流や地域文化交流の体験をすることで、幅広い人間育成に繋げられる環境を整えたいというのがJDCの願いなのです。

JDCの所属選手は?

黒い衣装を着た若い男性と、青の衣装にに赤いインナーを着た女性が手を取り社交ダンスを踊っている写真。

JDCにはたくさんの所属選手が在籍。

西尾浩一×下田藍ペアは、東京インペリアルチャンピオンシップスのボールルーム部門で3連覇したカップル。

他にも、アジアオープンダンス選手権のプロオープン・ボールルームで2位獲得の「西尾浩一×下田藍」ペア。プロオープン・ラテンで優勝した「鈴木佑哉×原田彩華」ペアなど、数々の大会で上位入賞を果たしている選手が所属しています。

全国選手権で何年も優勝するペアも多く、指導員として社交ダンス教室を開いている選手もいますよ。

JDC開催の競技大会はいつどこで?

黒のタキシード姿の男性と青いフリルのあるドレスを着た女性が社交ダンスを踊る写真。

JDCは、JBDFとJCFの3組織で統合したDSCJとして、社交ダンス全国No.1を決定する「統一全日本」という名の大きな大会を毎年開催しています。

JDC主催で、次のような競技大会も開催しています。

  • アジアオープンダンス選手権大会
  • ジャパンオープン
  • ユニバーサルグランプリジャパンオープンダンス選手権
  • ギャラクシーマスターズダンス選手権など

ジャパンオープンは世界と日本のトップダンサーが共演する見応えある競技大会です。

開催場所や開催時期は毎年変更点などがあるので、公式サイトをチェックしてくださいね。

参考:全国選手会 | 公益社団法人 日本ダンス議会

JDCのダンス会館の所在地

大きな川が流れ、その奥にビルが並ぶ街の写真。

JDCのダンス会館があるのは東京都中央区です。

住所〒104-0032東京都中央区八丁堀2丁目22-6 高野ビル
電話番号03-3297-2105
アクセスJR八丁掘駅から徒歩2分

JDCは全国に総局競技会がある

JDCは東京都だけではなく全国に総局があり、それぞれの地区で社交ダンスに関わるさまざまな活動をしています。

  • JDC東部総局
  • JDC西部総局
  • JDC中部総局
  • JDC九州総局
  • JDC東北総局

例えば、JDC西部総局では、D級以上に登録しない選手の競技もある「ダンシンググランプリ西部」や、JPBDA主催でJDC西部総局との交流競技会である「JPカップ西部ダンス競技大会」などを実施しています。

各総局でさまざまな競技会を開催しているので、地方在住で競技大会の出場を考えている人は要チェックですよ。

参考:全日本競技会情報2023 | 公益社団法人 日本ダンス議会

まとめ

フローリングと自然光が当たる広いダンススタジオの写真。社交ダンスでの稽古場になりそう。

JDCは、日本の社交ダンス競技団体の中で2番目に大きな団体です。

毎年、さまざまな大会を開催していて、全国各地で熱いバトルが繰り広げられています。競技会に参加するなら、こんなおしゃれな衣装を選ぶ、ということも重要です!

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またJDCの活動は競技会だけではなく、選手ランクSA級やA級クラスの講師が社交ダンス教室を開講しているところもあります。

社交ダンスをしてみたい人や教室選びで悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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