社交ダンスは大人の趣味というイメージがありますが、最近は年齢を問わず幅広い世代の人に親しまれています。子どもから大人までが楽しめる趣味として人気で、18歳以下の子どもたちからも注目を集めています。
日本では、2012年の学習指導要領改訂により、中学1年生2年生の必修科目に、中学3年生の選択科目に組み込まれるようになりました。社交ダンスは必修化ダンスの種類には含まれませんが、特別授業でプロの講師を招き、社交ダンスを授業に取り入れる学校も増えています。
子どもだろうと大人だろうと、社交ダンスを踊るのにドレスなどの衣装は必要不可欠です。
すべての社交ダンサーに向け、華やかな衣装を提供しているブランドが「サシュエル(sasuel)」です。
※参考文献:文部科学省「武道・ダンス必修化」
「サシュエル(sasuel)」とはどんなブランドなの?
「サシュエル(sasuel)」はルーマニア発のブランドです。
ルーマニア北西部一帯を指すトランシルヴァニアの中心、クルジュナポカにアトリエ・ショールームを置いています。
大聖堂や国立オペラ劇場、ティラー要塞など中世時代の名残が色濃く残る都市で、観光地としても人気です。
ルーマニアはラテン系の民族であるトラキア人が祖先とされており、社交ダンスの種目ではラテンを得意としています。
サシュエルはこれまで数々のラテンドレスを生み出してきました。世界大会でチャンピオンとなった複数のプロダンサーに愛されているブランドです。
大会優勝経験のあるジュニアダンサーが着用
衣装のラインナップが充実しているサシュエルは、プロの競技大会で活躍するジュニアダンサーからも厚い支持を得ています。
中でも有名なのが、最年少のジュニアカップルとして大会優勝経験のあるMarcus Egstrand & Kaya Vinther(マーカスエグストランド&カヤ・ヴィンサー)です。
2人はデンマーク代表として、社交ダンスの世界大会『Blackpool Winter Gardens』『ダッチ・オープン・ダンスコンべション』『World Juveniles Championships』を始め、多くの競技大会で好成績を残しています。
ハッとするくらい鮮やかで明るい色の衣装は、社交ダンスを踊る人も鑑賞する人も、自然と楽しい気持ちになれるでしょう。
マーカスとカヤは9年間パートナーとしてダンスフロアを共にし、長きにわたりサシュエルの衣装を着用してきました。公式インスタグラムにもたびたびブランド名が登場していることから、特別な愛着を持っていることが分かりますね!
カヤの明るい顔色に合わせたアイスブルーのドレスは、本人も非常に気に入っている様子です。
世界的に有名なラテンカップルの衣装をデザイン
ヨーロッパを中心に世界中の社交ダンサーから支持され続けているサシュエルは、種目の垣根を超えて愛用されています。スタンダードはもちろん、ラテン、サルサ、タンゴなどあらゆる社交ダンスの衣装として着用されています。
ブランドのスポンサーダンサーには、世界的に有名なラテンカップルが就任しており、ブランドの価値をいっそう高めています。
●Paul Moldovan & Cristina Tatar(ポールモルドバン&クリスティーナタター)
2014年にユーススタンダード世界選手権で三連覇したルーマニアの実力派ペア。WDSF(国際ダンススポーツ連盟)のワールドゲームズ・コンチネンタル・ラテン予選2022でファイナリストにもなっています。
ダンスが2024年パリオリンピック正式追加競技種目に決定したこともあり、今後ますます注目を浴びることになるでしょう。
●Miculescu Alex & Andra Pacurar(ミクレスクアレックス&アンドラパキュラー)
WDSFの世界ランキングリストで第5位に輝くルーマニア代表のペア。トランシルバニアグランプリ2022やルーマニアインターナショナルダンスカップ2022・ワールドオープンラテンでは優勝しています。
公式インスタグラムでもサシュエルの衣装を絶賛しており、サシュエルが2人のダンスに不可欠であることが伺えます。
他にも、U21部門で活躍するcosminn lupoaie & alessia_morariu(コスミンルポアイエ&アレッシアイオアナ)や小学生社交ダンサーでJDSF全日本強化選手の中井結愛さんがサシュエルの衣装を着用しています。
社交ダンスは、ゴールデンエイジと呼ばれる3~12歳に始めるのが理想的と言われています。サシュエルの衣装は、社交ダンスを学び始めたお子さんにもおすすめです。
「サシュエル(sasuel)」の衣装の特徴について
社交ダンス衣装ブランドの多くは、大人ダンサー向けの商品をメインに取り扱っています。
しかし、「サシュエル(sasuel)」は幅広い世代のダンサーを応援しており、ジュブナイル(11歳以下)・ジュニア(12~15歳)・ユース(16~18歳)といった10代のダンサーを対象とした衣装製作に情熱を注いでいます。
ここでは、サシュエルの社交ダンス衣装の特徴や魅力をご紹介します。
一つ一つを手作業で丁寧に仕上げている
社交ダンス衣装において、“縫製”の工程は衣装の完成度・強度・着心地の良さを決定する非常に重要性が高いものです。
サシュエルは、縫製が与える競技への影響を理解し、アトリエで一つ一つの衣装を手作業で製作しています。衣装をより美しくするため、ビーズやスワロフスキー・クリスタルを用いた個性的なデザインにも積極的に取り組んでいます。
世界に一つだけの衣装を叶える、オーダーメイドにも対応しており、デザインから素材、装飾まで自由に選択することも可能です。
衣装の種類によって差はありますが、ボールルームやラテンなどの競技用ドレスは約1ヵ月、ジュニアドレスは約1~2週間、ボーイズやメンズウェアは最大2週間程度かけて完成させます。
衣装製作にかける強い想いが伝わるのでしょうか。サシュエルの衣装を身に纏ったダンサーたちは、自信に満ちた表情でダンスフロアに上がっています。
日本サイズと同等で実用性が高い
「海外製のドレスはサイズが合わないのでは?」と心配されている方も多いと思いますが、サシュエルの衣装は日本サイズと同等なため、普段と同じようにサイズを選ぶことができます。
というのも、ルーマニア人の平均身長は高いというわけではなく、男女共に日本人に近いのです。
ただし、社交ダンサーは引き締まった身体の人が多く、比較的細身ですから、記載サイズより大きいということはないでしょう。
ルーマニアの人は大きな瞳が印象的な、彫りの深い顔立ちが特徴的です。日本人の顔立ちとは少し異なりますが、肌の色や髪の色は似ているため、モデル写真からの着用イメージが沸きやすいのも良い点ではないでしょうか。
また、サシュエルの衣装には伸縮性のある素材が使用されているため、動きやすさは申し分ないといえます。本格的な競技はもちろん、練習着にも活用することができます。
デザインやカラーの選択肢が豊富
上品さと豪華さを兼ね備えたボールルームドレス、大胆で目を惹くデザインのラテンドレス、シンプルな中にも独創性を感じる練習着。サシュエルの衣装は目的に合わせたさまざまなラインナップがあり、社交ダンス衣装を一式揃えることもできます。
ジュブナイル競技会には細かい服装規制がありますが、規定に沿ったシンプルなワンピースドレスなどを展開しており、プロを目指すお子さんにも着用していただけます。
サイズは5-6歳から12-13歳までの8サイズ展開。カラーの選択肢も豊富で、種目や好みに合った衣装を選ぶことが可能です。
服装規制を遵守しつつも、ダンサーが楽しめるような衣装が続々登場しています。キャンディーランドをテーマにしたジュニアダンスウェアが可愛らしいですね♪
サシュエルはInstagramやFacebookでの情報発信も積極的に行っています。新作チェックのためにも、こまめに更新を確認しましょう!
「サシュエル(sasuel)」の社交ダンス衣装の費用相場は?
社交ダンス衣装ブランドの中でも、「サシュエル(sasuel)」の衣装費用は相場よりもリーズナブルです。
手作業で製作されているため敷居が高いイメージを抱きますが、相場よりも高額ということはありません。
社交ダンス衣装の相場は、次の通りです。
- スタンダードドレス 20~40万円
- ラテンドレス 10~20万円
- トップス、スカート、パンツ 5万円
- 燕尾服 15万円
- シューズ 1~1万5千円
ドレスに関しては、海外メーカーのオーダーメイド品の場合、50万円以上の商品もあります。どのアイテムをとっても、日本メーカーの洋服に比べて高いなぁ…という印象です。
ここで、サシュエルの相場をアイテム別にみてみましょう。
衣装の種類 | 費用相場 |
スタンダードドレス | 47,000~74,000円 |
ラテンドレス | 40,000~61,000円 |
練習着・レオタード | 1,700~6,300円 |
メンズシャツ・パンツ | 2,400~36,000円 |
ジュニアドレス | 9,200~58,000円 |
ボーイズシャツ・パンツ | 2,500~7,800円 |
サシュエルの衣装は、プロが競技会で着用するほどクオリティが高い反面、どのアイテムも相場より安価です。初心者でも気軽に購入することができるでしょう。
実際に競技に出場するとなると、ネックレスやイヤリング、ピアス、髪飾りなども必要になるため、衣装代を抑えてアクセサリーに予算を回せるのは嬉しいですね♪
「サシュエル(sasuel)」のおすすめ社交ダンス衣装
「サシュエル(sasuel)」の実店舗はルーマニアにあるため、社交ダンス衣装を購入する際はインターネットを利用することになるでしょう。魅力的なアイテムの数々に、思わず目移りしてしまう人も多いと思います。
今回は、衣装選びで迷っている方のために、デザインや機能性、価格面で特におすすめの社交ダンス衣装をご紹介します。
スワロフスキー・クリスタル使用のモダンドレス
ダンス情報誌『ダンスビュウ』に掲載されたボールルームドレスです。
爽やかなミント色のジョーゼット生地に、スワロフスキー・クリスタルの装飾を施した豪華なドレスは、競技会でも人目を惹くことでしょう。
裾にはホースヘアを入れて立体感を表現。ターンの際にスカートが綺麗に舞うため、華やかさがワンランク上がります。
オーダーメイドでの製作では、スカート丈や袖の長さもダンサーご本人に合わせることができます。
16色展開のシンプルな2ピースドレス
5~13歳に対応した8サイズ展開、シンプルなデザインの2ピースドレスはジュニア社交ダンサーへのイチオシ商品です。
伸縮性と回復性に優れたテイクラ素材を使用し、快適性と動きやすさ実現しています。背中にファスナーがあって脱ぎ着しやすいのも利点。裾にホースヘアの入ったスカートは綺麗に広がりますが、希望により太さや有無を指定することができます。
WDSFのジュブナイルⅠとⅡの服装規定内のデザインですので、競技会での着用も可能です。キャンディピンクやエメラルドグリーン、ロイヤルブルーなど全16色展開でお子さまの好みでお選びいただけます。
社交ダンス競技会で人気のダンスシャツ
ヨーロッパの社交ダンス競技会でとても人気の高いボーイズダンスシャツです。
シャツの開け閉めはボタンではなくファスナー仕様になっているため着脱が楽です。
前後の両脇にカーブを付けた縫い目を入れ、素材にはストレッチ効いたテイクラを使用。ボディラインをスマートに見せつつ、スムーズな動きをサポートしてくれます。
WDC、WDSFの服装規定内のデザインですので、ラテン・スタンダードどちらの種目でも着用していただけます。
「サシュエル(sasuel)」の衣装は洗濯できる?
「社交ダンス衣装はお手入れが難しそう」というイメージがありますが、中には自宅で洗濯できるものもあるため、必ずしもクリーニングに出さなければならないわけではありません。正しい方法で洗濯すれば、お気に入りの衣装を長く着用することができるでしょう。
とはいえ、ダンスはスポーツの一種ですが、他の競技で使用するウェアと比べると、繊細な装飾が多いです。なるべく競技ドレス専門のクリーニングをおすすめしています。
どうしても自宅で洗濯したい場合は、以下の点に注意してお手入れしてください。
- 30℃以下の水かぬるま湯で手洗いする
- タンブラー乾燥機の利用やアイロンの利用は避ける
- ライクラ素材の場合は洗濯機で洗うことが可能。洗濯ネットに入れて洗う
- 色移りを避けるため、他の洗濯物と一緒に洗わない
- 漂白剤や漂白剤入りの洗剤の使用は避ける
洗濯の方法はもちろん、保管の仕方にも注意しましょう。社交ダンスドレスは、ドレスカバーをかけ、清潔な場所に保管しておくことをおすすめします。
まとめ|「サシュエル(sasuel)」の社交ダンス衣装は子どもから大人までに愛される
今回は、ルーマニアの社交ダンス衣装ブランド「サシュエル(sasuel)」の特徴やおすすめ商品などをご紹介しました。
サシュエルの衣装は、ダンスの種目や年齢、性別の枠を超えてすべてのダンサーから愛されています。
華やかで可愛らしいデザインが特徴的で、衣装選びから楽しめるでしょう。
「これから社交ダンスを始めたい」という人や、「次の競技会で着用するドレスを探している」という人に自信をもっておすすめできるブランドです。
ボールルームネットでは、サシュエルの社交ダンス衣装を取り扱っています。
セール商品であれば通常価格の40%でご購入いただけますので、ぜひこの機会にお買い求めください。

衣装・ドレス専門の通販ショップ ボールルームネット
あなたに合う社交ダンスドレスがきっと見つかるはず♪
お電話(運営元)でのご注文、お問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。
※運営元:株式会社コキアージュ
〒102-0084 東京都千代田区二番町5番地2 麹町駅プラザ901

受付時間 AM11:00~PM6:00
定休日:土日祝日・夏季休業・年末年始
インターネットからのご注文、お問い合わせは365日年中無休受付中です。
インターネットからのお問い合わせはコチラ